いつまでもレンタルスキーに頼ってはいられないし

何回も借りるとお金もかかります自分に適した道具を使うと上達も早くなるし

雪面とのコンタクトがかなり良くなって

スキーがますます楽しくなると思いますよ


スキー用品買い物チェックシート

大きな店や有名な店だからといって知識が豊富な店員がいるとは限らず、少し滑れる程度のバイトが板やブーツを売っていたりする場合もあるので、専門知識を持った人がいるちゃんとしたお店で買うことをおすすめします。

また、近所にスポーツショップがないとか、買えるメーカーが限られるという場合もあると思うので、そういうときは、レビューをよく見ながら「amazon」や「楽天市場」を利用するといいと思います。

買いたいものが決まっている場合も、ネットで値段を調べると参考になります。
ただ、きめの細かいサービスは実際の店舗で購入した方が期待できそうです。

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スキー板

ビンディング


スキー板の選び方

自分の滑りのタイプに合ったものを選びましょう

上手な人は長い板を履くという時代はだいぶ昔に消滅しました。
今は長さで選ぶというよりは、自分のレベルや体重、スキーの目的(
ロングターン、ショートターン、基礎スキー、モーグル、レース、フリースタイルスキー、何でも程々に、、、)を基準に選ぶといいと思います。

多くの人が選ぶ基礎スキー用の板だとすると、サイドカーブも板の張りもほどほどなので、小~大回りまでこなすものであればR11~R18前後で、自分の身長前後の長さの物が適しています。
ターンに慣れていない人やショートターンが好きな人は自分の身長より短め、ロングターンが好きな人やスピードを出す人は同じ位か長め、体重の軽い人や筋力の弱い人は板の張りが柔らかめで、体重が重い人や筋力が強い人は張りの強い物、深雪にも入りたい人は太めから選ぶといいと思います。
※Rはラディウス(スキー板のサイドカーブによる回転半径)で、小さいほど小回りがききます。

あまり上手くないのにシビアなものを買ったり、ただ安いからといって反応の鈍いものを買うと、例えばレーシングカーで林道を走ると乗り心地が悪かったり、ファミリーカーでレースに出ても全然走らなかったりするのと似たようなもので、上達のさまたげになるし、面白くないと思います。
具体的には、初級者がデモ用の板を履くと、板をうまくたわませられなくてターンしづらくスキーの面白さに繋がらないし、上級者が初級者用の板を履くと、足元が不安定でストレスが溜まると思います。また、どこでも滑りたい人がレース用を履くと、回転半径以外の動きがしづらく、張りや反発力が強くて疲れるし、コブ斜面あたりにいくとコブを舐めずに板が突っ走って、すっぽ抜けやすく、状況が悪いと板が折れてしまいます。

最近の板は性能の進歩が早いので、安いからといって3年以上前の板を買うのはやめましょう。
2011年あたりから「ロッカースキー」 という、板の前や後ろが反り上がっていて通常の状態での雪との接点の間隔が狭く(短い板みたいな感覚になる)、板のターン始動が容易で、板を倒したり踏み込んだりすると接地面の距離が広がって雪面に食い込み安定するというカービングスキーより都合のいい板も出回ってきました。
今後熟成されて、一般的なスキーの設計に取り込まれていくと思います。

購入した板はチューニングした方が滑りやすくなりますが(場合によっては滑りにくくなることも・・・)、昔に比べると製造精度がだいぶ良くなってきたし、エッジも少し垂らしてある(引っかかりにくくしてある)ので、とりあえずはワックスを塗るだけでもいいと思います。(できればホットワックス)

ビンディングについては、最近は板と一体で設計されているものも多く、セットで買うことがほとんどになりました。
別で買う場合も、板や滑りのレベル、自分の体重に合ったものを選びましょう。
その場合、体重が軽かったり競技をするわけでもないのに解放値が高いオーバースペックのもの(14近いもの)を選ぶと、ただ重いだけになってしまうかもしれません。
あと、解放値が低くてもいいといっても、安いものは足下の感覚が安っぽくなってしまいます・・・
また、セットになっている物でも、自分の滑りや体重が解放値に合っているか、いい加減なものでないか、ちゃんと取付けられているかを確認しましょう。

ブーツ

スキーブーツの選び方

自分の足と滑りのタイプに合った新しいものを選びましょう☆

ブーツ選びはとても重要です。
板は自分に合わなくてもそれなりに滑れるし、ストックが竹竿だとしても十分に滑れますが、ブーツが自分の足に合わないと、足やすねが痛くなったりして滑れたものではありません。
自分の足に合ったブーツを選ぶことがとても大切です。

靴下をたくさん履きたいためにブカブカなブーツを買う人や、ブランドイメージ優先で足に合わないブーツを買う人、それを黙認して売っているいい加減な店などがありますが、ブーツがゆるいと足の感覚が鈍くなりうまく滑れないし、部分的に足が当たったり雪が中に入ったりして、逆に痛くなったり寒くなったりしてしまうと思います。
また、ストイックに小さいブーツを勧めてくる店員もいますが、足に血が通わなくなると足裏感覚が悪くなり寒くなるし、微妙な力加減の調整も出来なくなるし、指先が多少広がらないと親指や小指での滑りの調整がしにくくなるので、足を締め付ければいいというものではないと思います。

まずは、シェルの硬さなどが自分の滑りに適したものを選びましょう。
レースをするわけではないのに、レース用の硬すぎるブーツを買うと、足首の柔軟性がなくなって様々な斜面に対応しにくくなるし、バランスも取りづらくなります。
逆に上級者なのに柔らかすぎるブーツを履くと、スピードを上げた時にブーツがヘナヘナして怖いし、反応が鈍くて上手く滑れないと思います。

次に、何足も履き比べて、全体的に包み込むように自分の足にぴったり合って、大きすぎず爪先に若干の余裕があるものを選び、両足履いて数十分歩き回っても足に馴染んでいるか、締め付けられ過ぎてしびれていないか、体重を掛けて膝を入れてみて違和感がないかなどをチェックしましょう。
履きやすさを重視するより、履いたあとのフィット感を重視してください。

最近は熱成形できるサーモインナーのブーツも出回ってきたし、お店で買うとある程度無料でチューニングもしてくれるので、かなり足に馴染みやすくなっていると思います。でも、足の形がだいぶ変わっている人はブーツのチューニングが得意なお店でカスタマイズしたものを買うといいでしょう。

もしも買ったブーツが部分的に緩いようだったら、インナーの外側にパッドを貼ったり、全体的に緩い場合はインナーに大きな靴下を履かせてみて試してみるのもおすすめです。

なお、ブーツには寿命があり、6年近くなってくると加水分解して砕けます。
これは買ってからではなく、製造されてからの年数なので、いくら安い新品でも数年経った古いブーツを買うのはやめましょう。

ストック

ポール


ストック(ポール)の選び方

自分の身長や滑りに合って軽く振りやすいものを選びましょう☆

ストックは軽い方が素早い動きに対応して滑りの邪魔にならないのですが、実際には軽いものでも振ってみると重く感じたり振り抜き辛いものが結構あるので、軽くて振りやすく感じるものを選ぶといいと思います。

長さは滑り方によるのですが、基本は身長マイナス55~60センチ(身長の65%~70%)くらいを目安に。
ショートターンが好きな人は短めがいいし、ロングターンや深雪が好きな人は長めがおすすめです。
また、モーグルをやる人は自分の身長の60%くらいで、グリップの形状もモーグル用の方がやりやすいです。
最近は長さが調整できる物もあるので、いろいろな滑りをするなら伸縮ポールが便利です。

素材はアルミとカーボンが主流です。
個人的にはどちらでもいいと思うけど、カーボンの方がコケても曲がりにくいかな。
細めの方がお洒落だと思います。


ゴーグル

ゴーグルの選び方

☆条件に合ったものでダブルレンズを中心に選びましょう☆

スキー場でゴーグルもサングラスもしていないと、まぶしいし紫外線にやられて目が痛んでしまいます。

紫外線をカットするサングラスでもいいのですが、ゴーグルの方が目をしっかり覆うし、暖かいし、顔の日焼けもしにくく、より安全なので、一つは持っておくことをおすすめします。

選ぶ目安は、顔の大きさに合うものですが、明るい時に使うのか、曇っていて暗い時に使うのか、眼鏡も併用するのか、ヘルメットもかぶるのか・・・などの条件によって適したものが変わってきます。

レンズについては、ダブルレンズは結露しにくくて曇りづらいし、偏光レンズはコブなどの凹凸が見やすくなります。
お洒落なのが欲しい人は、球面で、鏡面(ミラーレンズ)で、フレームが目立たないかカッコいいものがいいと思います。

グローブ

グローブ(手袋)の選び方

☆暖かくて撥水性があり丈夫で握りやすいものを選びましょう☆

スキー場は基本的に寒いので、グローブをしていないと手が寒くてたまりません。
自分の手のサイズにあったものを選ぶのが重要ですが、グローブが濡れたり湿ってしまうと、これまた冷たくて惨めになってしまいます。
なので、暖かくて水に濡れないことが大切です。

次に、スキーを運ぶ時エッジに触ったり、コケそうな時に雪面をパンチして凌ぐ時があるので、丈夫でないと切れてしまうような場面が多々あります。
なので、丈夫であることも重要です。

そして、丈夫でも固いものやぶ厚いものだとストックが握り辛くなってしまいます。
しなやかでストックが握りやすいものがいいので、できればお店で試してから買うといいでしょう。

革のグローブがやはり手に馴染みやすいし丈夫だと思いますが、最近は布製の物もかなり性能が良くなってきました。
少し値段が高いですが、革でも布でもゴアテックスが使用されているものだと、かなり濡れにくいのでおすすめです。

なお、中にもう一枚薄い手袋をすると、グローブが汚れにくいし、暖かく、ジメジメの緩和にもなります。

ウエア

ジャケット

パンツ


スキーウエアの選び方

☆動きやすくて丈夫で水がしみないものを選びましょう☆

・エッジが当たっても簡単には切れない丈夫な生地のもの
スキーのエッジは刃物のようなものです。弱い生地だと切れてしまうので注意しましょう。

・水がしみないで袖などから雪が入らないもの
コケた時や吹雪の時に雪が入ったり、水がしみてしまっては惨めです。
防水ファスナーやファスナーをしてからボタンでとめるもの、腰や袖口が閉じられるものがいいでしょう。
素材や耐水圧などを表示してあるものもあるので、「ゴアテックスはまずしみない」「20000mmだとかなり高性能」などの指標になると思います。

・動きやすいもの
手をグルグル回してもちゃんと動くか、屈伸して脚や腰回りの動きを邪魔しないか、いろんな動きをしてみましょう。

・重くないもの
あまり重いと動き辛く疲れてしまいますし、血管も圧迫され身体が冷えます。

・ポケットが閉じられるもの
閉じられないと雪が入ってしまったり、中の物が飛び出してしまいます。

・引っ掛かりにくいもの。
滑っている時やリフトから降りる時など、何かに引っ掛かったら大変危険です。

・通気性を調節できるもの
いくら防水性が良くても、暑くて蒸れるのも嫌なものです。
防水透湿素材やファスナーなどで換気が容易なものがいいでしょう。

ジャケットでは特にクビのところがガードされているものを選びましょう。
誰かのエッジが身体に当たると切れたりして危ないのですが、酷い場合はクビを切って死亡することもあります。丈夫な生地を使ったものでクビが保護されているか確認しましょう。

パンツはジャケットより切れやすく水がしみやすい傾向にあります。
特に、裾の内側は切れやすいので、エッジガードがついているものも検討しましょう。
また、足が固定されているボーダーと動きが違うので、ダボダボで腰まで下ろして履くのはやめた方がいいと思います。

上下セットで考えるのもいいですが、ジャケットはパンツより長持するので、単体でも成立するデザインを選ぶといいと思います。
ただ、デザインという観点でいうと、パンツよりジャケットの方が寿命が短いかもしれません。

帽子

ヘルメット


帽子やヘルメットの選び方

☆帽子は丈夫でお洒落で風で飛ばないものを☆
☆ヘルメットは頭の形やゴーグルと合ったものを☆

帽子は寒さ防止のためだけでなく、怪我防止のためにもかぶりましょう。
エッジが頭に当たって大量出血したという話も聞くので、エッジで簡単に切れない素材がいいと思います。
また、結構目立つのでお洒落なものがいいと思います。
そして、風で飛ばないことも重要です。

レースやモーグル、フリースタイルスキーをやる時はヘルメットが重要です。
また、小さな子供も受け身が下手だし、体重の重い大人が突っ込んでくることもあるので、スキー用のヘルメットをしましょう。
ヘルメットは頭の形や大きさに合わないと、入らなかったり、グラグラしたり、変に当たったりするので、お店で試着して選ぶといいと思います。
またゴーグルとも干渉するので、ゴーグル持参で試着するか、ヘルメットに合うゴーグルを買うといいと思います。


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