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建築設計事務所 村上建築設計室



設計や工事に関するよくある質問のQ&A



目次
村上建築設計室について
お問い合わせについて
お打合せについて
設計監理契約について
設計監理料について
設計の流れについて
工事の流れについて
竣工後について
取材依頼や営業の訪問について
その他の質問
村上建築設計室について どのような仕事をやっている事務所ですか?
得意な分野は何ですか?
営業日時はいつですか?
地理的にどの範囲までなら設計できますか?
どんな工法の建物を設計出来ますか?
お問い合わせについて どこに問い合わせればいいですか?
計画が具体的に決まっていないませんが相談だけでもいいですか?
仕事を依頼しようか悩んでいます
お店や宿泊施設、事務所の設計もやりますか?
土地や物件を事前に見てもらえますか?
プランは自分で細かく決めたので図面だけ作ってもらえないか?
設計だけで監理は無しでお願いできますか?
住宅やマンションの場合の工事費はどれくらいかかりますか?
お打合せについて 打合せはどんなかんじでやりますか?
最初の打合せには何を持っていけばいい?
打合せでどういうことを考えていくの?
細かい要望は聞いてくれるの?
設計には時間がかかるものなの?
ZOOMなどオンラインでの打合せも可能なの?
設計監理契約について 重要事項説明って何?
設計監理契約って何?
設計監理料について ハウスメーカーや工務店では設計料がないが?
設計監理料はいくら位かかるの?
いつ支払えばいいの?
もし計画が中止や中断したらどうするの?
計画が変わった場合はどうするの?
構造設計料はどうなっているの?
設計の流れについて 計画全体の流れを教えて欲しい
基本計画って何?
基本設計って何?
実施設計って何?
工事の流れについて 見積り出しって何?
見積調整って何?
見積調整にかかる期間は?
確認申請・工事許可申請って何?
工事契約って何?
工事にかかる期間はどれくらい?
工事監理って何?
定例会議って何?
工事現場の見学について
地鎮祭について
上棟式について
竣工検査って何?
竣工引き渡しや竣工式について
竣工後について 不具合が出たらどうするの?
1年点検はどうすればいいの?
1年以上の保証はないの?
取材や営業の依頼について 書籍や雑誌の掲載について
テレビ出演について
業者さんの営業について
その他の質問 建物の構造による違いは何ですか?
建売住宅と住宅メーカー、工務店、設計事務所の違いは?
なぜクライアントのお金で建てた建物を作品というの?
スタッフの募集はありませんか?

新築・注文住宅・リフォーム・リノベーション・リノベ

村上建築設計室について
Q どのような仕事をやっている事務所ですか?
主に建物の新築やリノベーションの設計監理をしている設計事務所です。

設計はクライアントのご要望を聞き、打合せを重ねながら理想の建物が造れるよう図面を作成します。

監理はクライアントと工務店が工事監理を結んだあと、工事が竣工まで問題なく進むようにクライアントと工務店の間に立って調整します。

その他、建築に関するアドバイザーや建築系書籍の執筆、建築系学校の非常勤講師、講演なども行っています。

Q 得意分野は何ですか?
RC外断熱住宅やマンションリノベーションの割合が多いですが、自然素材を使った落ち着きのある空間が得意です。

また、実際の面積よりずっと広く感じるとか、見た目より総工費が安いということはよく言われています。

逆に流行を追い求めるものや、人工建材を多用する空間は苦手です。

Q 営業日時はいつですか?
基本的には月曜日から土曜日(祝日、年末年始を除く)の10時半から19時頃です。

ただ、調整次第では日曜や祝日、夜に打合せを行うことも可能ですので、お問い合わせください。

なお、現場に出ていて事務所をあけていることや、平日にお休みをいただいていることもありますので、メールでお問い合わせ頂ければと思います。

Q 地理的にどの範囲までなら設計できますか?
基本的には首都圏でやらせていただいていますが、海外や沖縄の離島の物件も設計していますので、打合せなどに伺える範囲であり、危険地帯などではなく、他の業務に影響のない範囲であれば可能です。

遠方の場合はどうしても打合せの頻度や現場監理の頻度が減ってしまいますが、テレビ電話で打合せをしたり、定期的に打合せや現場監理に伺います。

なお、誠に申し訳ありませんが、別途出張経費を請求させていただいております。

(だいたい都心より車で1時間程度、50Km以上の場合)

Q どんな工法の建物を設計出来ますか?
特に工法は問いません。

木造在来、2×4、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造など。

その他、変わった工法でも無理のない範囲なら可能です。

ただ何をやってもいいというわけではなく、建物の用途や予算、地盤状況、土地の気候風土などにより、その建物に適した工法は限られてくると思います。

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お問い合わせについて
Q どこに問い合わせればいいですか?
メールか電話でお問い合わせ頂ければと思います。

現場に出ているなど事務所を不在にしていることもありますので、メールの方が確実かと思いますが、お好みの方法でどうぞ。

村上建築設計室 メールはこちら

村上建築設計室 電話番号 03-6319-9251

Q 計画が具体的に決まっていないませんが相談だけでもいいですか?
お気軽にどうぞ。

新築やリノベーションに適した土地や物件や、適した工法、参考事例などをご紹介できると思います。

計画自体に無理がある場合もありますし、より効率のよい計画案を提供できるかもしれません。

相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

Q 仕事を依頼しようか悩んでいます
とりあえず、お気軽にご相談ください。

こちらから設計契約の押し売りはしませんし、敷居の高い設計事務所でもありません。

話してみて何となく合わないとか思ったら、他を当たっていただいて結構です。

まずはご希望の内容についてご相談いただき、お話をして、お互い問題なく設計が進められそうだと判断したら設計契約を結んでいただいて、その先のプロセスに進みます。

より良いかたちでご希望が実現するように考えさせていただきますが、もし、実現が難しそうでしたり、他の設計事務所の方が適していそうでしたり、設計事務所を通さない方が良さそうな場合は、そちらをお勧めさせていただきます。

もちろん相談は無料です。

Q お店や宿泊施設、医院、事務所の設計もやりますか?
もちろん大丈夫です。

人工素材で改装を繰り返すサイクルの短い物件より、自然素材を使った長期間にわたり落ち着いた空間を得意としていますが、そのような目的に合う物件でしたら是非お受けいたします。

自然素材で落ち着いた雰囲気の事務所や歯科医院など手掛けていますし、スタッフには飲食関連会社出身のものもおりますので、ご安心ください。

Q 土地や物件を事前に見てもらえますか?
事前に土地や物件を見ることは可能です。

新築やリノベーションを計画するにあたって、計画に適しているか、その場所の魅力は何かを事前に把握することは大切だと思います。

相談とあわせてご依頼ください。

Q プランは自分で細かく決めたので図面だけ作ってもらえますか?
私達はクライアントと意見を出し合い、最善を目指して設計を進めております。

案はできていて図面だけ必要な場合は、他の事務所にお問い合わせください。

Q 設計だけやってもらって工事監理はなしでお願いできますか?
原則としてお請けしておりません。

現場に入ってからの細かい調整でクオリティの高いものに仕上がっていきますので、工事も監理させていただきます。

また、施主、設計、施工の3者が意見を出し合って施工することで、バランスのとれた建築になると思います。

ただ、遠方で工事監理に限界がある場合や、そこまでお求めでない場合はアドバイスや監修として関わりますので、その際はご相談ください。

Q 住宅やマンションの場合の工事費はどれくらいかかりますか?
その時々により相場が変化しますので、お気軽にお問い合わせください。

コロナとウクライナの問題が発生してからは建設費が高騰しております。

村上建築設計室が施工するわけではないので工務店の工事費になりますが、だいたいの相場として坪単価で言いますと、

RC外断熱や重量鉄骨住宅が150万円/坪

木造住宅が120万円/坪

マンションリノベーションが70万円/坪

くらいになっているのではないかと思います。

なお、
アプローチが狭い、地盤が悪い、敷地が狭い、二世帯住宅などで水回り部分が多い、高級仕様、家具が多い、外断熱などの条件が加わると高くなりますし、
規模が大きい、駐車スペースや資材置き場がある、家具が少ない、シンプルなプラン、気候がよくて断熱不要などの条件では安くなります。

ちなみに、バブル崩壊後の同時期に建てた同じ規模で同じような仕上りの鉄筋コンクリート造の住宅でも、

もみじの家は 約90万円/坪
イエノイエは 約45万円/坪

で出来ていまして、年代のほか気候や立地条件による差が大きく関わっています。

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お打合せについて
Q 打合せはどんなかんじでやりますか?
通常はメールや電話でやりとりをして、1〜2週に1回くらい直接お打合せをして、様々なアイディアを出して夢を膨らませます。

図面や模型、CGを作ってみて、それに対する意見やスケッチを出し合ったり、普段の暮らしや趣味の話をしたり、雑誌の切り抜きやどこかで見た素敵な空間の話などもしながら、どんな空間でどんなことをするのが楽しいか、どうしたらより合理的な建物になるかなどを探っていきます。

実際に使うものも見て触れて頂きたいので、参考になりそうな建物を見たり、ショールーム巡りをしたりもします。

Q 最初の打合せには何を持っていけばいいですか?
手ぶらでも構いませんが、

敷地や物件が決まっている場合は、敷地図や平面図などの資料。

好きな建物や気に入った空間などがあれば、その写真など。

要望書がまとまっていれば、要望書。

あたりがあると、より具体的なお話がしやすくなると思います。

Q 打合せでどういうことを考えていくの?
・無理がないか

要望に対してコストが無駄にかかったり、部屋数が無闇に多かったりしないかなど、現実的に考えて無理のないように整理して、要望を取捨選択して洗練させていきます。

・肌に合うか

いくら美しい建物でも、デザインが苦手なタイプであったり使われている建材がしっくりこないと、気持ちよく使うことが出来ません。

どのようなものが好みで、どういった建材が肌に合うのか、などをサンプルなども取り寄せて確認していきます。

・機能的か

いくら斬新で美しくても、それだけではただの芸術作品ですし、使いにくかったら建築としては機能しません。

また、出来たとき使いやすくても歳月を重ねることで使う人や使われ方も変化してくると思います。

いろいろな使われ方や、いままでの暮らし方などを考えてプランに可変性を持たせ、時を経ても無理のない機能的な空間を目指します。

人それぞれに個性があるように、施主の動作や生活習慣などを見つめ直し、土地特有の環境にも合わせ、将来の可能性も考慮することで、長期間にわたって便利に使われ、いい建物として成長していくと思います。

・安全か

建物はシェルターでなければならないと思っています。

自然は美しく、生命の維持にとってかけがえのないものですが、そのままでは人間にとって厳しいですし、時に恐ろしく危険なものでもあります。

屋根や外壁といったフィルターで過酷な環境や猛獣、悪人などが屋内に侵入しないようにし、自然をうまく取り入れ、地震や火災、台風などの災害にも強くする必要があります。

・耐久性は保てるか

建物は竣工時の見栄えや、建築コストだけを考えるのではなく、20年後、30年後も機能や美しさを保てるように考える必要があります。

そのためには、素材の耐久性を高め、劣化速度を考慮しながら組み合わせると同時に、メンテナンスしやすい建物にしていく必要があります。

・美しいか

綺麗な建物や空間にいると気持ちがいいものですし、気の流れもよくなると思います。

しかし、見苦しい建物はそこにいると気持ちが荒んできますし、人々から愛されず、結果的に短命に終わる傾向が強いと思います。

多くの歴史的建造物を見ても、美しいことが建物の耐久性に大きく関わってくると考えています。

物単体での美しさだけではなく、環境も含めて美しくなると理想的です。

・コストは適切か

夢を追えばきりがありませんし、建物を大きくしたり、いいものを使うとお金もかかります。

限られた予算のなかで、組み合せを工夫して、よりよくなるようにしていく必要があります。

・無駄がないか

無駄が生じるとコスト的にもったいないですし、建物がブヨブヨしたり、うまく使われずに空気感が淀んでしまうことがあります。

その建物や空間にとって本当に必要な物は何かを考えていきたいと思います。

・広がりを考える

同じ床面積でも、プランの工夫や窓の開け方によって、何倍にも広く感じることが出来ます。

たとえば、普通に開けた窓からは、まわりの家や街並が見えるだけだと思います。
人目にさらされたり、見たくない物が見えてしまうかもしれません。
でも、天井際に窓を開けると人目が気にならず空や月が見えるでしょうし、床に近い場所に開けると床の延長に庭の植栽が広がると思います。

鏡も枠なしで床や壁、天井に接して張ると空間や反対の景色が映り込んで、とても広く明るく感じると思います。

そのように、快適に暮らすために、広がりを感じる工夫をたくさん盛り込んでいきます。

・住宅の場合

その建物で楽しい人生がおくれるか。

日常生活の1つ1つがより豊かで美しく感じられるようにならないか。

普段の生活スタイルや興味を持っていることとギャップがないか。

長い時を経ても問題なく住んでいられる建物であるか。

などを考えていきます。

・商業施設の場合

扱っている商品やサービスの魅力が、空間によってよりよく感じられるか。

サービスはしやすいか、裏方が変に見えないか、動線は悪くないか、メンテナンスは容易か、耐久性はあるか、働いている人も気分よく過ごせるか、また来たいと思わせる空間に出来るか、

などを考えていきます。

・事務所の場合

作業上の機能は満たされているか。

長い時間いても疲れない空間か。

新しい発想がうまれるような豊かな空間か。

などを考えていきます。

・医療施設の場合

患者さんは快適に過ごせるか。
椅子に座ったり寝た場合の目線の先の見え方や光の加減も考慮します。

作業動線は適切か。
スタッフと患者さんの動線がぶつからないか、廃棄物の動線は問題ないか。

衛生的な空間を保てるか。

医療機器の配管、配線は問題ないか。

などを考えていきます。

Q 細かい要望は聞いてくれるの?
もちろんお聞きします。

私達の事務所には、以前、他の建築家に依頼したら勝手につくられてしまったとか、ぜんぜん意見を聞いてくれなかったというクライアントが多く見えます。

建築家にはそれぞれのスタイルがありますので、他の人のやり方を否定するつもりはありませんが、私達はどちらかというと自分の作品性を押し付けるのではなく、打合せを重ねてクライアントの要望と我々のデザインを掛け合わせて作品をつくりたいと思っていますので、何でもお話しください。

ただ、すべてクライアントの言う通りにつくるのではなく、話し合いながらより良い案を探っていきたいと思っています。

また、極力要望が実現するように心がけますが、コスト的に無理だったり、構造的に実現できないなどのケースは出てくると思います。

その場合は、代案を考えるなどして、いい建物をつくっていきましょう。

Q 設計には時間がかかるものなの?
限界はありますが、極力ご希望の時期に合わせます。

早く設計してしまおうと思えばもちろん出来ますが、建物というのは恐らく一生のうちでかなりの高額な買物ですし、何十年も付き合っていくものになります。

また住宅の場合は、その中で人生の大半を過ごす重要な空間にもなりますので、時間にゆとりが持てる場合は時間をかけて検討を重ねられた方が、よりよい建物に繋がってくると思います。

例えば、

「この中から床材や壁材、システムキッチンやユニットバスが選べます」ではなくて、

「居心地のいい空間にするにはどういった壁にしたいか」

「自分の足に合った床材はどんなのがいいだろうか」

「自分の調理法にあったキッチンの配置や引出しの高さはどのようなものだろうか」

「自分にとって握りやすい手摺の形状はどんなものだろうか」

など、あらゆる選択肢からお話をしながら最適な物を検討していきます。

また当初の希望や暮らし方も、打合せを重ね、あらゆる可能性を考えることで日々変化していくことが多く、納得がいく物になるにはある程度の時間がかかると思います。

状況次第では早く設計を行う必要もありますが、その場合は、クライアントの要望を考慮しながら村上建築設計室のセオリーで設計しますので、ある程度は完成した物件に合わせて使用していただくことになります。

それでも大きな問題はないと思いますし、会社の利益が第一で万人に合わせた設計よりは暮らしやすいと思いますが、いろいろ考え時間をかけ、納得した上で作った建物には愛着が湧きますし深みも生まれます。
また、後悔しそうなことの多くも、ある程度シミュレーションの段階でクリア出来るので、いろいろな意味で長持ちする建物になると思います。

少し時間をかけてのちの人生の夢を叶えるための空間をじっくり考えてみるのも、楽しいのではないでしょうか?

Q ZOOMなどオンラインでの打合せも可能なの?
新型コロナ感染症対策や遠方の方などでオンラインでの打合せを希望される方は、極力対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。

最近では、主にZOOMを使った打合せで進行していく物件も多くあります。

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設計監理契約について
Q 重要事項説明って何?
設計監理業務をはじめるにあたって設計監理契約というものを取り交わしますが、その前段階で建築主に対し契約内容の重要事項について書面を交付して説明します。

その際に印鑑が必要です。

設計監理契約の内容についての説明ですが、不安に思うことなどは何でもご質問ください。

Q 設計監理契約って何?
「建築設計・監理等業務委託契約」のことで、クライアントの依頼を請けて設計や工事監理業務を行う際に必要な契約で、「建築設計・監理等業務委託契約書類」で契約を交わします。

重要事項説明でもご説明する内容とほぼ同じですが、業務内容の説明や設計監理料の支払時期などについてご説明致します。

その際に印紙代と印鑑が必要です。

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設計監理料について
Q ハウスメーカーや工務店では設計料がないが?
どんな建物でもある程度の設計は必要です。

大量生産的な建物の場合、1物件の設計期間は数日という話を耳にするので、あまり設計に経費はかからないのでしょうが、大抵の場合は目に見えないだけで工事費に含まれているはずです。

またハウスメーカーの場合、設計事務所にはない住宅展示場の設置費用、設計をしない営業マンや役員の人件費、パンフレットやCM等の費用も含まれているはずです。

設計料自体を無駄だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、料理と同じように同じ素材を使っても、使い方や手間のかけかたで、より素晴らしいものをつくることが出来ます。

大量生産の食べ物でも、素材を吟味して作る食べ物でも、ある程度の栄養が取れて空腹が満たされれば関係ないという方もいると思いますが、好みや健康に合った食材を使って手間をかけて作るための費用とお考えください。

飲食店と比べると、ずっとリーズナブルだと思います。

また施工側から出された見積書や工程表などの内容を調整してコストダウンを計り、工事内容を見直すことなどで、コストバランスが良く質の高い空間に仕上げることが出来ます。

そのための経費だとお考えくだされば、無駄なものではないと理解していただけると思います。

空間や物の質などに対する感覚をお持ちの方ならば、既製品や人工素材で組合わされた通常の建物との空気感の違いを感じていただけると思います。

Q 設計監理料はいくらくらいかかるの?
一般的な規模の住宅や店舗、オフィスの新築やリノベーションの場合、総工事費(税込)の15%を定価とさせていただいています。

なお、通常の規模や特別な条件がない場合は、1割お引きしまして13.5%とさせていただいています。

また、規模の大きな物件や高額物件は割引させていただきますし、小規模物件や少額物件は割り増しさせていただきます。

物件の種類や規模、総工費により異なりますので、お気軽にご相談ください。

なお、見積調整時に工事費のコストダウンを図りますので、設計監理料はそれに応じて安くなります。

Q いつ支払えばいいの?
基本的には下記のようにさせていただいています。

・新築の場合

相談は無料

設計契約時に想定設計監理料の1割

基本設計終了時に想定設計監理料の3割

実施設計終了時に想定設計監理料の3割

上棟時に想定設計監理料の1.5割

竣工時に最終金を清算して残額

・リノベーションの場合

相談は無料

設計契約時に想定設計監理料の1割

基本設計終了時に想定設計監理料の3割

実施設計終了時に想定設計監理料の3割

竣工時に最終金を清算して残額

はじめは想定工事金額で設計契約をし、その割合で設計監理料を仮に算出させていただきます。

実際の工事金額確定時に設計監理料を確定し、竣工引き渡し時に清算させていただきます。

なお、設計期間や工事期間の短い物件の場合は、ご相談の上、ある程度まとめさせていただくこともあります。

Q もし計画が中止や中断したらどうするの?
急に海外へ行く必要になったなど、どうしても計画を中止や中断しなくてはならなくなった場合は、それまでの設計監理業務の出来高に応じて清算させていただきます。
Q 計画が変わった場合はどうするの?
多少の増減や内容の変更はそのまま進めさせていただきますが、建物の敷地や条件、規模などが大幅に変わる場合は一度清算させていただいて、ご相談の上、新たに設計させていただきます。
Q 構造設計料はどうなっているの?
構造設計料を別に請求している設計事務所もあるようですが、村上建築設計室では構造も含めての設計になりますので、新築物件の場合、構造設計料も設計監理料に含みます。

簡易なものを除き、構造の専門家(構造設計事務所)と共同で設計し、長期間にわたって強度を保つ確実な構造体を目指しています。

なお、リフォーム・リノベーションで耐震補強が必要になる場合は、別途相談させていただきます。

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設計の流れにつて
Q 計画全体の流れを教えて欲しい

相談→設計監理契約→調査→基本計画→基本設計→実施設計→見積り出し→工事許可申請→工事契約→現場監理→竣工

という流れになります。

一般的な進め方で最初からの順番でいうと、

よろしければこちらをご覧ください

Q 基本計画って何?

クライアントから受けた要望や、役所などで調査した法規、敷地条件などを整理し、どのようなものが出来そうかを計画します。

条例などを役所で調査したり、より細かい要望などをお聞きし、具体的にどのようなものが建てられるかを探っていきます。

敷地の測量が行われていない場合は、測量士による測量をしていただきます。

土地の登記がされていない場合は登記をお勧めします。

敷地によっては道が細くて工事が困難だったり、地盤が弱く基礎にお金がかかったり、災害に見舞われやすい土地であったりしますので、敷地選びと兼ねて検討する場合もあります。

Q 基本設計って何?

建物の基本的なイメージや骨格を決めていきます。

基本計画で整理した内容を元に、建物の基本方針を決めるためにいろいろ具体的な案を出して、イメージを実際の建物に近い形にまとめていきます。

より細かいことを決める実施設計に進むにあたって、新築の場合は建物の構造(木造やRC、鉄骨など)やおおまかな建物のレイアウト、外観やプラン。リノベーションの場合は大まかな間取りを決める大事なところなので、ここは後悔のないよう時間をかけても納得のいく案を探るべきだと思います。

Q 実施設計って何?

工事の見積りが取れ、施工が出来る図面を書いていきます。

基本設計で固まった内容を実際の建物になるように細かい仕様を決め、法律や施工に問題がないよう図面化します。

事務所内での製図作業が主になりますが、この間にも定期的に打合せをしてより良いものになるよう検討を重ね、可能な範囲でサンプルを見たり、ショールームなどへ一緒に見に行って確認をします。

また新築などで構造計算が必要な場合は構造事務所の作業も入りますので、躯体の位置などを最終決定します。

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工事の流れについて
Q 見積り出しって何?

工事をするために工務店に見積りを出します。

実施設計終了後、建設会社(工務店やゼネコン)の候補を選びます。

工事費が安ければいいというものでもなく、細かい仕事にも丁寧に対応し、アフターケアーもしっかりしていて、良心的な施工価格の会社に見積を依頼します。

現在はメーカーの既製品の組み合せによる工事が多く、一般的な施工(難しくない仕事)しかしないところも増えていますので、建設会社選びは慎重に行う必要があります。

はじめから1社に絞って見積り調整をしながら工事を依頼する特命工事の場合もありますが、相見積にして見積り金額を比較する場合は、同時に同条件で複数の会社に見積依頼を出します。

見積り提出後、建設会社より設計内容に対する質議を受け、それに対する応答を出し、見積書を提出してもらいます。

Q 見積調整って何?

相見積りの場合、建設会社から出てきた見積金額が予算に合うよう調整します。

その際、設計中に夢も膨らみ、予算オーバーになることが多いので、予算と夢とを天秤にかけながら過剰なものを諦めて減額案に変更し、目引きのお願いもして、予算内で納得がいくものが出来るように調整していきます。

夢を諦めなければならない部分も出るかもしれず、苦しい作業ではありますが、悲しいことばかりではなく、本当に必要なものは何かを探る行程でもあり、無駄がなくなって洗練され、よりよい空間づくりのための作業でもあります。

なお、村上建築設計室の場合は、予算も考慮しながら設計するので、よく聞く予算の2倍とか3倍とかいうことはなく、実現可能な範囲での増額になりますので、ご安心ください。

Q 見積調整にかかる期間は?
状況により大きく異なります。

村上建築設計室の場合、完全に予算に収まるように最初から設計するというよりは、比較的実現性のある範囲内で夢を盛り込みながら設計し、見積をとってみたけれどオーバーしたという場合に、予算に合わせて本当に必要な物を選択し、諦めるところは諦めて調整していきます。

相見積りの場合ですが、予算が少なく夢やこだわりが大きい場合には調整に時間がかかりますし、予算と夢のバランスがとれている場合は時間がかかりません。

なので、若干の調整で1週間程度ということもあれば、何度も工務店とやり取りして数ヶ月に及ぶこともあります。

平均すると3回程度やり取りして、1ヶ月から2ケ月程度でしょうか。

そのためにも、全体の予算をはっきり伝えていただければと思います。

なお、特命の場合は見積調整をしながら設計するので、この期間は短縮されます。

Q 確認申請・工事許可申請って何?

見積り調整と平行して、予算と設計内容の目処がついたら、

新築物件の場合は「建築確認申請など」

マンションリノベーションの場合は「工事許可申請など」をして工事許可をもらいます。

新築の場合は法規や条例など、マンションリノベーションの場合は管理規約などに適合しているか審査してもらい、工事許可を得ます。

(新築の場合は審査機関への支払いが発生します)

Q 工事契約って何?

設計監理者が立ち会い、工事を行うための契約を建設会社とクライアントが結びます。

相見積の場合は、金額や対応を見て一番工事に適していると思われる建設会社を決定してから、工事契約を結びます。

その際、大まかな工事の工程や支払い条件などを確認します。

契約のための印鑑や収入印紙などと、契約内容により工事代金の何割かが必要になります。

Q 工事にかかる期間はどれくらい?
建物の種類などにより大きく異なります。

おおよそですが、

木造住宅新築の場合 6ヶ月くらい

RC新築住宅の場合 階数+6ヶ月くらい

住宅リノベーションの場合 2〜3ヶ月くらい

マンションリノベーションの場合 2〜3ヶ月くらい

オフィス、店舗全面改装の場合 1週間〜1ヶ月くらい

リフォームの場合 数日〜

ビルなどは規模や工法によります。

また、地下から遺跡や障害物が出てくるなどの予期しない問題により、余計に時間がかかる場合があります。

Q 工事監理って何?

工事が問題なく行われるようにチェックしたり打合せをすることです。

現場の工事内容や職人さんは建設会社の現場監督が「管理」しますが、設計者の「監理」は工事が順調に行われているかをチェックしたり、定期的に定例会議を開いて関係者が集まり工事内容に関する打合せをしたりして、クライアントに工事の状況を報告したり、現場監督からの質問に対応したりします。

音楽でいうと、敷地はコンサートホール、クライアントはパトロン、設計者は作曲家、現場監督は指揮者、職人さんは演奏家になると思います。

現場に入ると様々な問題が頻発するので、まったく問題や変更がなく進行することは稀ですが、その都度、仕上りに影響の無い範囲でより良いものになるよう調整していきます。

Q 定例会議って何?
工事関係者が定期的に集まって、工事に関する打合せをする会議のことです。

工事の進捗状況の確認の他、設計図では表現しきれない内容、現場進行中に出てくる問題への対処、仕上がり具合の調整などについて知恵を出し合って決めていきます。

お時間があればクライアントの方にも出席していただき、工事中の様子やサンプルなどを確認していただきたいと思います。

Q 工事現場の見学について
村上建築設計室では、地盤や下地の状況、どのようにしてで造られているのかなどを確認していただきたいので、是非とも見学していただきたいと思っています。

ただ、解体中など時期によっては危険があったり、床を塗り立てで入れないことなどありますので、その際はご遠慮いただくことになると思います。

Q 地鎮祭について
新築の場合、地鎮祭は既存家屋を解体して整地したあとなど、これから建築工事に入る段階で、土地を使わせていただくお許しと、工事の安全や家内安全などを祈願する式典です。

地方や宗教により異なりますが、一般的には地元の神社の神主さんにお願いして地鎮祭を行います。

金額としては、

お供え物が5千円程度

椅子やテント、幕の費用(程度による)

出席者へお弁当代や土産代(なくてもよい)

神主さんに来ていただくと3万円、立派な神社は5万円程度が東京の相場

という感じです。

流れとしては、

お祓いをする(神主さんに祓い清めていただきます)
 ↓
祭壇に神饌を供える(神様のお食事をお供えします)
 ↓
祝詞をあげる(神様へ工事の報告と安全などをお願いします)
 ↓
現場を祓い清める(神主さんが敷地やその四隅を米・御神酒・塩・白紙で清めます)
 ↓
地鎮の儀を行う(祭壇の横の砂山を「刈初の儀」で設計者が「エイ、エイ、エイ」と草を刈り、「穿初の儀」で建築主が「エイ、エイ、エイ」と3回砂山を崩し、施工者が「エイ、エイ、エイ」と均します。
 ↓
玉串奉奠(参列者が一人ずつ祭壇の前で玉串を受け取り、右回りに回して祭壇に捧げます)
 ↓
神饌を下げます(お供え物を下げます)
 ↓
昇神(神様にお帰りいただきます)
 ↓
乾杯(御神酒で乾杯します)

と、大体このようになっています。

このほかに、神社だけでなく、お寺や教会にお願いする場合もあります。

地鎮祭後はお酒を飲んで宴会をしたものですが、最近は飲酒運転にならないようお土産を渡して終わりというケースが多くなりました。

Q 上棟式について

新築の場合は最上部の構造体(一般的には梁)が設置(棟上げ)されると上棟式を行います。

木造や鉄骨造の場合は、比較的早く骨組みが完成しますので、地鎮祭からの間隔は近くなります。

地方によりやり方が大きく異なるようですが、

棟梁が棟木に幣串という飾り物をつける
 ↓
祭壇に神饌を供えて飾り物を飾る
 ↓
建物の四隅の柱に、水、塩、米、酒をまいて建物を清める
 ↓
祈願をする
 ↓
乾杯をして宴会をする
 ↓
参列者に
ご祝儀を渡す

大体このような流れです。

ただ、最近は式典というよりはお施主さんと職人さん達との顔合わせの意味合いが強く、車で来る職人さんが多いので、上棟式自体を省略することも多くなりました。

Q 竣工検査って何?

完成した物件のチェックをします。

いろいろ見たり動かしたりして、施工者によるチェックや設計監理者によるチェック、審査機関によるチェック、クライアントによるチェックなど、さまざまな目で確認していきます。

そして問題がある場合は指摘して修正してもらいます。

よく、ちょっとしたヒビや傷に対して神経質に指摘する人がいますが、キリがありませんので、生活していて気になるところ程度にしておきましょう。

また、使っていて不具合が出ることも多く、まともな工務店さんなら基本的に一年間の不具合は直してくれるので、あまり神経質にチェックをしなくても大丈夫です。

Q 竣工引き渡しや竣工式について

工務店からクライアントに引き渡されます。

建物や設備機器の使用に関する説明や注意事項などを聞き、施工会社から工事費の残金の清算と引き換えにカギを渡され、いよいよ自分の手に渡ります。

竣工式は特に儀式を行うということは少なく、工事関係者と軽くお祝をして、お土産を渡して解散します。

竣工式を行わない場合もあります。

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竣工後について
Q 不具合が出たらどうするの?
生活に支障が出るような不具合は、すぐに工務店や村上建築設計室にご連絡ください。

調整して修理に伺うよう手配します。

生活に支障がない程度のちょっとした不具合は様子を見てください。

1年点検の際に確認して修理するようになると思います。

特に建具や家具などに使われている木は自然の材料で、形を変えられてしまったものが落ち着くまで四季を通した方がよいこともありますので、ちょっと動きが悪いというところは経過を見ておいてください。

Q 1年点検はどうすればいいの?

竣工してから1年後に点検をして問題点を是正します。

点検し、問題のある場所は修理してもらいます。

保証期間内の場合が多いので、消耗品や自分で壊したものなどを除いては無償で直してもらえます。

Q 1年以上の保証はないの?

保証期間の過ぎている不具合については有料になるかと思いますが、ずっと修理や点検を行っていきます。

なお、新築の場合の構造上重要な躯体や防水など瑕疵担保の範囲については10年などの保証がつきます。

また「住宅瑕疵担保履行法」というものもありますので、たとえ工務店が倒産してしまった場合でも保証が受けられます。

クライアントの皆さんとは、食事会に呼んでもらったり、テニスやスキーなどを御一緒したりと、仲良くお付き合いさせて頂いています。

取材や営業の依頼について
Q 書籍や雑誌の掲載について
物件の掲載はクライアントに確認が必要な場合などありますので、メールで内容をお知らせください。

記事の執筆依頼についても、メールで内容をお知らせください。

よく記事を載せませんかと遠回りに依頼してこられて有料という場合ありますが、原則として村上建築設計室は有料の記事(記事広告)は掲載しませんので、有料の場合はお断ります。

Q テレビ出演について
クライアントへの確認が必要ですので、メールで内容をお知らせください。

なお、テレビに出ていただけると家のよさが多くの人に伝わって嬉しいのですが、村上建築設計室の場合、あまり出たがらないクライアントが多いようです。

Q 業者さんの営業について
あまり新製品に飛びつくタイプではありませんが、製品に自信のある方はメールでご連絡ください。

コストバランスがよく、機能的で本物感のあるものは採用させていただきたいと思っています。

ただ単に人に物を売りたい人やゴリ押しすれば仕事になると思っている方は、お互い時間の無駄ですのでお断りします。

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その他の質問
Q 建物の構造による違いは何ですか?

・鉄筋コンクリート造(RC造)

コンクリートを鉄筋で補強した構造で、ラーメン構造と壁式構造があります。

ラーメン構造は6m以上の間隔で柱を建てていく、主に柱と梁と床で造られる構造で、ビルなど大きな建物に多く採用されます。

壁式構造は壁と床で造られ、住宅や店舗など小規模な建物に多く採用されています。

どちらも重量があるので、地盤のしっかりしたところに建てることが前提となり、地盤によっては大掛かりな杭が必要になります。

世の中にはいい加減な設計や施工の建物も見受けられますが、ちゃんと設計と施工をすればかなりの高寿命が期待できますし、火災や津波、台風などの災害に強く、重厚でしっかり感があります。

また、コンクリートは熱を蓄える熱容量が大きいので、外断熱にすると非常に温度変化が緩やかで快適な空間になります。

コンクリートは夏暑くて冬寒いという人がいますが、設計が悪いのではないでしょうか?

我々が得意とするところですが、躯体をシンプルにして打放しを多用すればあまりコストがかかりませんし(木造の1〜2割増)、屋上を設けやすいというのも利点です。

しっかりした地盤であればお勧めしたい構造です。


・木造(W造)

木で造る建物で、主に昔ながらの木造在来工法や2×4があります。

日本では木材が調達しやいので、木造在来工法が一般的です。

木造在来工法は主に柱と梁で造られる建築で、間取りを変更しやすく、大きな開口部がとりやすい特徴があります。

2×4はツーバイフォーといって、2インチ×4インチの材とベニヤのパネルを使って建てる工法で、箱に包まれる感じがあります。(2×6や2×8などもあります)

どちらも軽く、比較的安価なので、一般的な住宅によく用いられます。

一般的には燃えたりシロアリに食べられてしまうこともあり、

最近では燃えにくい丈夫な木材も開発され、大規模なビルなどにも使われるようになってきました。

どうせ木造で造るなら、木の良さを活かした空間にしたいところです。


・鉄骨造(S造)

スチール(鋼)で造る建物で、主に重量鉄骨造と軽量鉄骨造があります。

重量鉄骨造は厚みのある鉄骨を組んで造る構造で、細い材で大きなスパンが飛ばせるため、大空間の建物や高層ビルにも向いています。

軽量鉄骨造は薄い間仕切りの骨のような鉄骨を組んで造る構造で、ハウスメーカーの規格住宅や小規模な住宅、アパートなどによく用いられます。

コストや工期は早くて安めなイメージがありますが、その時の状況に大きく左右されるので、RCよりも早く割安でできるとは限りません。

熱に弱く溶けてしまうので、

どちらもRCに比べると軽いので、地盤の弱い場所に適しています。

鉄骨造で造るなら、軽さを活かした軽快な空間にしたいところです。

Q なぜクライアントのお金で建てた建物を作品というのですか?
責任を持って心を込めて設計・監理をするので、無事に完成した建物は自分の作品といいたいと考えています。

もちろん、クライアントの作品でもあり、施工者の作品でもあります。

その建物に関わった人すべてが自分の作品だと胸を張っていえるような建物が、いい建物といえるのではないでしょうか。

「設計した建物を自分の作品という建築家には頼まない方がいい」という話も耳にしますが、違う問題ではないでしょうか?

自分の設計した建物を作品といえない人もどうかと思います。

Q 建売住宅と住宅メーカー、工務店、設計事務所の違いは?

こちらをご覧ください

Q スタッフの募集はありませんか?
大変申し訳ありませんが、基本的には募集をしていません。

なるべく自分達の手の届く範囲で仕事をしたいので、今後も大々的に募集することは考えていませんが、もし募集することがあれば告知させていただきます。

建築に関することや今後の進路などで質問があれば、可能な範囲でお答えしたいと思いますので、お気軽にご連絡ください。

設計の仕事に進むのであれば、まずしっかりとした夢や理想を持つことをおすすめします。

どの職業にもいえると思いますが、はっきりとした目標がないと無難なレールの上を歩くか、人生の阿弥陀くじの中をさまよってしまうと思います。

自分にこの職業が適しているかを冷静に考え、適していると判断した場合は自分を信じて夢を追い求めてください。

夢や理想のない人が、お金や生活、会社のために建物や街並をつくるより、夢や理想のある人に建物や街並をつくって頂きたいと強く思っています。


ご質問などがございましたら

お気軽にメールをいただければと思います


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